8月はシュートのテクニックスキルを向上させるため、GKに予測されない打ち方の練習を行いました。この打ち方では、体の向きやボールをほぼ横に置くことで、左右どちらにも同じモーションで蹴ることができるようになります。これにより、股関節の強度とひねりだけでボールを蹴ることができ、GKは打った瞬間に反応できません。この技術が習得できると、試合中のパスにも応用できるようになります。
そして、今年も山形市のジュニアユースチームからサッカークリニックの依頼をいただき、今回は11人制で必要なボールの持ち方やボールの動かし方を指導しました。この技術力と判断力を活かすことで相手を無力化できることを理解してもらえました。
9月からはゲーム形式に近い練習を再開し、ボールを動かして相手を動かすトレーニングを行います。9月は唯一スカイドームの予約が取れたため、通常の特別練習時間よりも時間を延長して行います。5年生以下は8人制の試合形式、6年生以上は小学生コートですが11人制を予定しています。
最後に、技術(テクニック)と知性(インテリジェンス)は比例しなければサッカーは成立しません。選手達にはこの言葉を常に言い聞かせて9月も取り組んでいきます。