寒い時期がやってまいりました。
ソルティカでは、この寒い時期に通常の技術練習を少し減らし、約60分ほどゲーム形式の練習を多く取り入れています。春・夏・秋の間に磨いた技術を、実戦の中で繰り返し使うことで体に染み込ませ、この1年のサイクルが春を迎える頃にしっかりと成長につながるよう取り組んでいます。
ただ試合形式を行うだけではなく、常に相手の動きを見ながら考えてプレーすることを意識させています。たとえば、ボールを動かすことで相手が動くことを理解し、相手が動かなければダイレクトパスでリズムを変えたり、ドリブルで仕掛けたりと、自分がベストだと思う選択を信じてプレーするよう指導しています。ドリブルに関しては、小学生にありがちな「ただ突っ込む」ドリブルと「仕掛ける」ドリブルの違いを丁寧に教えています。秋田県の環境では小学生年代で2、3人を簡単に抜けることも多く、それが目立ちやすいですが、小学生年代で大切なのは相手の逆を突く、相手の反対に行くプレーと、ボールを持っていないときに味方をサポートする動きです。この2つをテーマに、たくさんの試合形式を取り入れて練習を進めていきます。
また、スクール卒業生たちが社会人になりコーチとして練習をサポートしてくれるようになり、とても心強く感じています。私自身、学生時代には「自分より上手くない人の話を聞かない」という傾向があったので、そういったことをなくすため、指導する側にも高いサッカーテクニックを求めています。そのため、コーチ陣は全員スクール卒業生で、技術力が非常に高く、自慢の仲間たちです。さらに、プロを目指している卒業生たちも帰省しており、県外でのサッカーレベルの話を聞き大きな刺激を受けました。仕事で仙台に行った時は同年代の指導者からも話を聞いて学ぶことも多く、私自身も、スクール全体として県外に遅れを取らないよう努力を重ね、スクール生たちにしっかり指導していきます。
最後に、個人面談を再開しております。個別に日程調整のご連絡を差し上げますので、ご都合の確認をよろしくお願いいたします。