5月は公式戦を観戦して子どもたちの頑張りを見ることができました。これから試合がたくさん増えていくので楽しみにしています。
スクールの新メンバーも少しずつリフティングやドリブルができるようになっていました。スクールで練習したことをチームに戻っても継続して挑戦し続けることが成長の秘訣です。
全体の練習内容については、リフティングはインサイドとアウトサイドを集中的に練習し、股関節の可動域を広げていきました。ゲーム形式の練習に関しては、ボールを持ったら角度(斜め)を作ること、相手を見てギリギリでプレーを変えることができるようになってきました。これができると余裕が生まれて落ち着いてプレーすることができます。それでも試合のときに自分の力を発揮できない選手は以下で説明します。
最近、僕が学生時代に東北選抜や代表で交流のあった人たちが指導者になり、強豪校のコーチや自分のチームを持って監督をしていたり、Jリーグのジュニアユースの監督をしています。彼らから県外のサッカー事情を聞くことができ、とても勉強になりました。
1つ紹介したいのが試合で何もできなくなってしまう選手についてです。
これについては小学生年代こそが技術的なことよりも精神的な原因がとても大きいです。上手くいかない、緊張して身体が固まっている、声が出ない、これを助けるのは監督やコーチが選手に寄り添うことです。しかし秋田県はスポ少活動が他県に比べて多く、ボランティアスタッフのため、一人一人に寄り添うことはとても労力が必要で難しいことです。そこで次に重要なのは家族の存在だと思います。チームの監督やコーチからの要求や指導は色々あると思いますが、唯一家族は「活躍している姿より、思いっきり失敗して挑戦する姿を見せてほしい」と声をかけてあげてください。この支えが少しでも変われるきっかけになってほしいです。