毎週、練習前のミーティングで夏は自分自身の弱さに打ち勝つことが特に重要だということを伝えてから練習を始めています。
チーム練習や試合でも、自分に負けずに集中力を切らさず、強い気持ちを持ちサッカーに取り組んでもらう。
その強さが、厳しい夏を乗り越えた後にたくましく成長できるということを選手たちは理解してくれました。
練習の内容については、コントロールシュートやボレーシュートの練習を行いました。子供たちはまだ筋力が十分についていないため強いシュートは難しいのですが、感覚を大切にしてシュートだけでなく、パスでも使える技術を身につけてもらうために、直接コーチが見せながら教えました。
そして胸トラップの練習もしました。近い距離からゆっくりと投げたボールを胸でトラップすることは簡単ですが、試合でそんな優しいボールは飛んできません。ボールを少し速くしたり、不規則なバウンドを入れながら、たくさん失敗してもらいました。その中で最初は目をボールの動きに慣らすことから始め、胸の中心から少しだけ横にずらして息をとめてトラップすること等のコツを教えました。
8月も暑さが厳しいと予想されますが、選手たちがサッカーの楽しさを感じながら、一人一人が成長できるような素晴らしい1ヶ月にしていきます。