11月に入り一気に冷え込んできたこともあり、最近は 基礎練習とイメージ練習を45分、残りの60分をゲーム形式 で行っています。
イメージ練習では、相手がいない中で攻撃の形や動きを身体で覚えていきます。今月は「スイッチ」に取り組みました。ボール保持者が角度をつけてドリブルし、その動きで空いたスペースに味方が走り込み、交差しながら受け渡す攻撃です。
12月は「スルー」の使い方と、第三者がどのように関わるかを練習していく予定です。サッカーは複数の動きを組み合わせることで相手を崩すスポーツで、単に決めごとを覚えるのではなく、その場で自分たちがどう判断し連携するかが大切になります。サッカーのレベルが上がると必ず必要になる部分なので、しっかり伝えていきます。
体験生が増えてきたこともあり、スクールの1年間の流れについても改めてお伝えします。
当スクールでは、1年を通して成長していけるように練習内容を組み立てています。
春〜夏:ドリブルやボールコントロールなど、まずは技術の基礎固め
夏〜秋:シュートや「止める・蹴る」を中心に、身体よりもボールを動かす時期
秋〜冬:技術を使いながら、相手の動かし方など“考える力”を身につける期間
冬〜春:ゲーム形式を多めにしつつ、上半身の強化を行う
冬は所属チームでも練習が制限されやすいので、この時期にゲームの経験をしっかり積んでもらいます。
そして、年齢は関係なく4、5年生でも中学生と同じ内容に挑戦してもらうこともあります。
こうして1年をまわしていく中で、難しい練習にも前向きに取り組んでくれる選手たちの姿勢が、成長につながっています。
今年も春まで実戦練習を重ねながら、しっかり鍛えていきますので、よろしくお願いいたします。