9月も暑かったため、短縮した練習時間でしたが、10月からは通常通りの練習に戻ります。最近、生徒全員がスクールで学ぶ基本的なスキルを習得できたことに満足しています。次は試合で同じ実力を発揮できるようになることが課題ですが、メンタルの部分も大きな影響を与えます。そのため、毎週、選手たち一人一人と向き合い、話し合っていきます。
9月の練習内容は、ボールまわし(鳥かご、4対1、ロンド)を中心に練習しました。相手にボールを奪われないために、単に味方にパスするのではなく、相手の角度、距離、スピードなどを細かく観察しながらプレーすることを練習しました。そして味方は見るものではなく視界に入ってくるもので、ボールを持っていない味方の準備の大切さも教えました。
春から夏にかけて、ボールを止めて蹴る技術を多く練習したことが、ボールまわしに役立ち、選手たちは高いレベルで楽しいサッカーができました。ボールまわしの際に使う判断が上達することでサッカーで行うドリブル、パス、シュートの選択に迷いがなくなりスムーズになります。
10月からはゲーム形式の練習を増やしながら、さらにレベルアップさせていきます。サッカーが上手くなることで、楽しみが増えることを9月で実感してもらえたと思います。今後もみんなで切磋琢磨し、コツコツと頑張っていきます。